中日ドラ1根尾がプロ仕様グラブ 西武・源田を参考「指当て」工夫

[ 2019年1月3日 05:30 ]

中日ドラフト1位の根尾
Photo By スポニチ

 「三種の神器」を携えプロの門を叩く。中日のドラフト1位・根尾昂内野手(18=大阪桐蔭)が、新人合同自主トレに向けプロ仕様のグラブ、バット、スパイクの3道具(いずれもゼット社)を準備した。

 グラブは、遊撃手として新人から2年連続フルイニング出場した西武・源田モデルを参考に「指当て」に工夫を凝らした。右投げ左打ちの源田は右投げ右打ちの選手以上に左手のひらのマメが固くなり、ひび割れ状態になるという。通常のグラブだと捕球時に人さし指の第二関節が指当てのへり部分に当たった衝撃で痛みが走る。その痛みを軽減させるため、へりをなくし革をのばした形にたどり着いた。ゼット社の担当者は「根尾君も右投げ左打ち。同様の悩みを抱えていると知り採り入れた」と説明した。

 バットは2種類発注。約910グラムの従来型に加え約880グラムの「イチローモデル」も用意。投手経験のある根尾は「長打が打てる打者は怖い」とし、プロでも長打を打てるバットを探す。

 スパイクは、本拠地ナゴヤドームの人工芝が固く足への負担を軽減するため、金具のものと樹脂底の2種類を用意しケアしていく構え。「自分ができることをしっかりやって1月、2月に入っていきたい」。開幕に向け、自身に最適な「相棒」を求めていく。

続きを表示

2019年1月3日のニュース