巨人・岩隈 日米200勝まであと30「ジャイアンツで達成できたら」

[ 2018年12月20日 05:30 ]

入団会見で原監督(左)とグータッチする岩隈(撮影・木村 揚輔)
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 日米通算170勝をマークしている岩隈久志投手(37)が19日、巨人と正式契約を結び、都内のホテルで入団会見を行った。1年契約で年俸5000万円。背番号は楽天時代の「21」に決まった。

 マリナーズを退団し、新天地で金字塔を目指す。19年のキャリアで、通算200勝にあと30勝まで迫った。「大きな数字。ジャイアンツで達成できたらいい」と見据える。

 8年ぶりの日本復帰。09年WBCで、監督と選手として同じユニホームを着た原監督から「来年優勝するために戦力として一緒に戦いたい」と電話をもらい「この熱い気持ちにお応えしたい」と決断した。

 昨秋手術した右肩も順調に回復。「自分の思うような強さでボールが投げられるようになってきた」。中日・松坂とはパ・リーグ、メジャー、今度はセ・リーグと同じ舞台で戦う。「ライバル意識も高かった。投げ合える日が来ればうれしい」。04年球界再編で消滅した近鉄に所属。現役はヤクルトの近藤、坂口と3人だけ。来季38歳を迎えるが「まだまだ若手」と力を込めた。 (岡村 幸治)

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2018年12月20日のニュース