阪神・原口 19年は「必死のグッチ」 お立ち台フレーズ緊急大発表

[ 2018年12月20日 05:30 ]

狩野氏(右)をインタビュアー役に新フレーズを叫ぶ原口(撮影・大森 寛明)
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 阪神の原口文仁捕手(26)が19日、大阪市内で開かれたファンとのパーティーに出演。「必死のパッチ」に代わる新キャッチフレーズを、「必死のグッチで打ちましたー!」に決定した。

 5つの候補から決定した。イベントに参加していたファンから事前に公募し、「やったりましたー」「ふみヒット打ったどー」などがランクイン。迷った末に、新たな相棒を自らの意思で選定した。

 「難しかった。うれしいけど恥ずかしさもある。ファンの方に喜んでもらえればいいなと思う。1回でも多くお立ち台に立てればいいと思う」

 同席した阪神OBの狩野恵輔氏も「必死のグッチ、いいやん」と賛同し、会場は大いに盛り上がった。もともとの決めゼリフである「必死のパッチ」を初めて使ったのは、16年5月19日の中日戦。2―2の9回1死満塁から中越えにプロ初のサヨナラ打を放った時だった。矢野監督、関本賢太郎氏の3代目後継者として使い続けてきたが新たなフレーズで進化する心意気だ。

 「矢野監督も自己表現していってほしいと言われてるので。勝利してプラスワンでファンの方が喜んでくれたらいいと思う」

 ただ、慣れ親しんだフレーズと完全に決別するわけではない。サヨナラ打や満塁弾などの大仕事を果たした暁には、「必死のパッチも言いたい」との私案も明かし、今後は神格化させる考えだ。

 今季は代打の切り札としてOBの桧山進次郎氏の球団記録に並ぶ23本の代打安打を放った。来季、目指すは正捕手獲り。「自信を持って勝負していきたい」と開幕スタメンへ気合を入れ直した。(長谷川 凡記)

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