巨人ドラ1指名・高橋、悔しい5回2失点…全国舞台あと一歩届かず

[ 2018年10月28日 13:04 ]

東北地区大学野球代表決定戦1回戦   東日本国際大4―3八戸学院大 ( 2018年10月28日    ヨーク開成山スタジアム )

先発した八戸学院大の高橋は5回を投げ7安打2失点(撮影・荻原 浩人)
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 全国を逃がした悔しさはプロで晴らす―。

 25日のドラフトで巨人から1位指名された八戸学院大の高橋優貴投手(4年=東海大菅生)は明治神宮大会(11月9日開幕)出場をかけた東日本国際大戦に先発。5回を投げ毎回の7奪三振も最速144キロ止まりで7安打2失点(自責1)と精彩を欠いたまま降板。チームも最終回の反撃は届かず3―4で敗れ、高橋にとって悲願の全国舞台は、あと一歩で届かなかった。

 東海大菅生在籍時の14年夏、西東京大会決勝進出も日大鶴ケ丘にサヨナラ負け。今春、全日本大学選手権出場をかけた北東北大学・プレーオフでも富士大に完敗と甲子園、神宮のマウンドを寸前で逃がしていた。

 「エースとしてチームを勝たせられなかった。先輩、後輩らチームの方々に申し訳ありませんという気持ちです」。MAX152キロ左腕とはほど遠かったが、言い訳はあえてしなかった。 

 これでアマ野球は“卒業”。今後は、原辰徳監督(60)の元、巨人軍の一員としてプロのマウンドに立つ。

 「次のステージに立つにははまだまだ足りないことがある。球界を代表する投手を目指すためにも、体を作り直して技術を磨いて、来年1月(合同自主トレ)には100%で入れるようにしたい」。高橋が前を向いた。

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2018年10月28日のニュース