野村 5回途中7失点でKO V決定翌日のマウンド飾れず ヤクルト、広島戦の連敗7で止める

[ 2018年9月27日 22:04 ]

セ・リーグ   広島3―9ヤクルト ( 2018年9月27日    マツダ )

<広・ヤ>5回、ヤクルト・雄平(手前右)に3ランを浴びた広島・野村
Photo By 共同

 球団初のセ・リーグ3連覇を達成した広島はV決定から一夜明け、本拠でヤクルトと対戦。先発の野村が5回1/3を7失点と乱調で今季5敗目。来月のCSへ向け不安の残る内容となった。ヤクルトは15安打9得点で快勝し、広島戦の連敗を7で止めた。 試合結果  順位表

 広島は鈴木や菊池など一部主力を温存。曽根が8番二塁手でスタメンに抜てき。西川をプロ初の一塁手で起用した。

 しかしV決定翌日という“難しい状況”のなか先発マウンドに上がった野村が精彩を欠いた。3回に山田哲とバレンティンに連続適時打を許し2失点。味方が勝ち越し1点リードで迎えた5回には二死走者なしから山田哲とバレンティンに連打を浴びると、雄平にライトスタンドへ10号3ランを打たれ逆転を許した。6回には一死一塁から坂口に右中3塁打、続く青木にも適時打を浴び7点を奪われたところで無念の降板となった。

 5回1/3ながら109球の球数を要する厳しい内容。自身も不満の残る結果に落胆した様子でマウンドを降り、ベンチへと退いた後も笑顔のないまま戦況を見つめていた。

続きを表示

この記事のフォト

2018年9月27日のニュース