中日　大島　自己最多タイの６号弾　相性良しハマスタ４本目

セ・リーグ   中日７―３ＤｅＮＡ （ 2018年8月29日    横浜 ）

１回１死二塁、右越え２ランを放つ大島（撮影・島崎忠彦）
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　中日・大島が２９日のＤｅＮＡ戦（横浜）で自己最多タイとなる６号先制２ランを含む３打点の活躍でチームを勝利に導いた。６本塁打のうちＤｅＮＡ戦で５本を放ち、横浜スタジアムでは４本目。好相性に「たまたまでしょう。打てるに越したことはないけど、意識はないです」と笑った。

　快勝の陰で“珍現象”が起きていた。中日打線は２桁１１安打を記録したが、先発野手では打率リーグ１位のビシエドだけが無安打。８月は４３安打を放ち、月間安打数のセ・リーグ記録に３本に迫っている助っ人にとって、痛すぎる９試合ぶり無安打となった。ただ、得点源が打たなくても３番打者が補い、チーム力で試合にも勝った。大島は「チームとしては全員が打つより、誰かが打てないときには、誰かが代わりに打つというのが理想」と胸を張った。

　接戦を制して一夜にして最下位脱出。残り２５試合でＣＳ圏内の３位・巨人までのゲーム差は３・５となった。６年ぶりのＣＳ進出へ、好調の打線がラストスパートをかける。