松坂 “ぶっつけ”球宴は無念2被弾5失点「もう少しまともなボールを投げたかった」

[ 2018年7月13日 21:31 ]

マイナビオールスターゲーム2018第1戦   全セ6―7全パ ( 2018年7月13日    京セラD )

<全パ・全セ>初回無死、秋山(左)に先頭打者本塁打を浴びる松坂(撮影・北條 貴史)
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 「マイナビオールスターゲーム2018」第1戦が13日、京セラドームで行われ、12年ぶりの出場となった全セの先発・松坂大輔投手(37=中日)は1イニングを2被弾を含む4安打5失点で無念の降板となった。

 松坂は12年ぶりの球宴を「直球系で勝負にいって見事に返り討ちにあったが、柳田選手からの三振は気持ち良かった」と振り返ったものの「背中の故障もあって、何とか投げたいと。もう少し長いイニングを投げたかった。もう少しまともなボールを投げたかった。ファンの方たちに申し訳ない気持ち」と悔やんだ。

 6月17日の西武戦(メットライフD)で背中の張りを訴えて登板回避。登録抹消のままで、6月8日のソフトバンク戦以来の登板だった。しかし9球粘られて秋山(西武)に先頭打者弾を被弾。カットボールを右翼席にライナーで運ばれた。さらに吉田正(オリックス)の適時打、森(西武)の3ランなど4長短打で5失点となり、30球を投げてこの回で降板した。

 松坂は西武時代に新人だった99年から8年連続で選出され、01、04年以外は全てファン投票1位(02、03年は出場辞退)。04年には第1戦(ナゴヤD)で2番手として登板し、155キロをマークするなど2回無失点で勝利投手となり、MVPに輝いている。40万票近い得票、声援には「温かい声援には自分自身も少し驚いた」と感謝していた。

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