【北埼玉】春日部共栄、初戦で散る 11年ぶり…9回猛追も届かず昌平に敗れる

[ 2018年7月13日 17:22 ]

第100回全国高校野球選手権記念北埼玉大会2回戦   春日部共栄4-6昌平 ( 2018年7月13日    市営大宮 )

<昌平・春日部共栄>最後の打者を空振り三振に仕留め、渾身のガッツポーズをする昌平の米山
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 春夏で7度甲子園に出場し、93年夏には準優勝した強豪・春日部共栄が初戦で敗退した。

 春季大会で初戦敗退を喫し、ノーシードでの出場だった。試合は4回まで6点のリードを許す苦しい展開。6回2死二塁から、宮崎がチーム初安打となる適時三塁打を放って1点を返し、5点を追う9回には塩野が意地の3ランを放って2点差に迫ったが、反撃もそこまでだった。

 「接戦になることは覚悟していたが、序盤にあれだけ点を取られるときつい」と本多監督。悔やんだのは4回に与えた追加点だった。1番・比嘉に許した2点適時三塁打。「あれだけ初球を気をつけろと言ってきたのに、できなかった」と振り返った。

 9回に粘りも見せたが届かず。早すぎる夏の終わりを迎え、本多監督は「(相手先発の)米山君がいいことは分かっていましたが、それ以上に序盤で完全に浮足立ってしまった。懸念していたことが全て出ました。実力です」と無念の表情を浮かべた。

 春日部共栄が初戦敗退したのは2007年以来11年ぶり。

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2018年7月13日のニュース