ソフトB加治屋 球宴で筒香斬りだ 5年目初、交流戦の雪辱を

[ 2018年7月3日 05:30 ]

「マイナビオールスターゲーム2018」監督推薦選手発表 ( 2018年7月2日 )

監督推薦でオールスター出場を決め笑顔を見せる加治屋(左)と森(撮影・岡田 丈靖)
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 初めての夢舞台でリベンジを果たす。ソフトバンクの13年ドラフト1位・加治屋は5年目で監督推薦により球宴初出場を決めた。今季ここまでオリックス・吉田一と並び両リーグトップの37試合に登板。防御率1・83で離脱中の岩崎に代わり、セットアッパーを任されている。

 ファンも、プレーヤー自身も“力と力の真っ向勝負”を満喫できる舞台で対戦したい打者がいる。球界を代表する強打者で、同学年のDeNA・筒香だ。

 「交流戦で、低めのフォークをタイムリーにされた。しっかり三振を取れるように」

 6月2日のヤフオクドームで自身はホールドをマークしたものの、8回1死一、二塁から筒香に決め球を右前適時打された。球宴は武器である140キロ台のフォークの威力を改めて確認する絶好の機会。「真っすぐとフォークでシーズン中と同じ投球スタイルでいきたい」と成長の糧にするつもりだ。工藤監督からも「選ばれる成績を残している。オールスターの中で、いろいろな選手と話して吸収してくれれば」とステップアップを期待される。

 宮崎出身で出番は第2戦の熊本・リブワーク藤崎台球場(藤崎台県営)の見込み。「一生懸命投げるだけ」。持てる力をぶつけ“ソフトバンクに加治屋あり”を印象づける。

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2018年7月3日のニュース