大谷は手術回避 打者先行で復帰へ 投手練習は3週間後の検査で判断

[ 2018年6月29日 04:49 ]

エンゼルスの大谷(AP)
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 米大リーグ、エンゼルスは28日、右肘の内側側副靱帯の損傷で戦列を離れている大谷翔平選手(23)が28日に再検査を受け、患部が回復していると発表した。まずは打撃練習を再開し、復帰に1年以上を要する靱帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)は回避することになった。いつから投手としての練習に取り組むかは、3週間後にまた検査を受けてから決めるという。

 大谷選手が戦列を離れる原因となった右肘の損傷は、3段階のうち中程度の「グレード2」で、部分断裂していたとしても機能している状態だった。7日に自身から採取した血小板で組織の再生や修復を図る「PRP注射」を受け、3週間はボールを投げず、ティー打撃を左手だけで行うなどしていた。

 メジャー1年目の今季は投手で9試合に先発し4勝1敗、防御率3・10。打者では34試合で打率2割8分9厘、6本塁打、20打点。(共同)

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