マー君4勝目!6回1失点&今季最多9K 捻挫の大谷は出場せず、対戦お預け

[ 2018年4月29日 13:13 ]

ア・リーグ   ヤンキース11―1エンゼルス ( 2018年4月28日    アナハイム )

エンゼルス戦に先発し、今季最多9三振を奪ったヤンキース田中(AP)
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 ヤンキースの田中将大投手(29)が28日(日本時間29日)、敵地アナハイムでのエンゼルス戦に今季6度目の先発登板し、6回9奪三振1失点の好投で今季初の連勝。4勝目(2敗)を挙げた。前日の試合で左足首を捻挫したエンゼルスの大谷は出場せず、日本人対決は実現しなかった。

 田中は初回、先頭のキンズラーを空振り三振に仕留めるなど、3者凡退で立ち上がると、2回は鋭く落ちるスプリットで3者連続三振。4回先頭のトラウトに初安打を許したが、今度はクリーンアップから圧巻の3者連続三振を奪い、走者を一塁に釘付けにした。

 今季初の連勝を目指して先発した田中に、ヤンキース打線は初回から大量援護。エンゼルス先発のリチャーズを攻め、1死一、二塁からスタントンの遊ゴロが敵失を誘い、先制。さらにサンチェス、アンドゥハーの適時打などが生まれ、一挙5点を奪った。2回にも5点を加点し、計10得点。早々にリチャーズをKOした。

 田中は大量援護にも恵まれ、危なげない投球。失点は5回にコザートに許した3号ソロによる1点のみで、6回を投げて今季最多の9奪三振。被安打2、与四球2という投球内容だった。88球と投球数に余裕はあったが、7回からは救援陣にマウンドを譲った。

 一方の大谷は出場機会はなし。エ軍のマイク・ソーシア監督は試合前に「状態が良ければ代打もあるかもしれない」と言及していたが、結局、日本人対決は実現せず。指揮官は、故障者リスト(DL)入りは「今のところ考えていない」と話し、5月1日(同2日)のオリオールズ戦に決まっていた次回先発については「まだわからない。日々状態を見ながら」としている。

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