DeNA京山 球団初!デビュー2戦2勝「向かっていこうと」

[ 2018年4月9日 05:30 ]

セ・リーグ   DeNA5―3広島 ( 2018年4月8日    マツダ )

<広・D>初回、丸を空振り三振に仕留める京山
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 マウンドを降りると、チームメートから「ナイスピッチング」と声を掛けられた。高卒2年目右腕のDeNA・京山が5回2/3を4安打無失点で2勝目。デビューから2戦2勝は球団初の快挙だ。

 「この前よりも、状態は良かった。いい打線と分かっていたので、向かっていこうと。ミット目がけて思い切り投げました」

 最大のピンチは0―0の5回1死三塁。磯村を143キロ直球で二直併殺で仕留め、得点を与えなかった。直後に筒香の先制2ラン。一度も連打を許さないテンポのいい投球が、打線の援護を生んだ。

 1年目の昨季。マツダスタジアムでのCSファイナルSは遠く離れた横須賀市内の寮で観戦した。「凄い雰囲気だった」。この日も3万1282人の観客で真っ赤に染まったが、度胸満点の投球は健在だ。チーム一番乗りで2勝目を手にした19歳の快進撃。ラミレス監督も「2試合連続で素晴らしいパフォーマンスだ」とご満悦だった。

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2018年4月9日のニュース