大谷 7回1安打零封で開幕2連勝!本拠地初登板で圧巻毎回12K

[ 2018年4月9日 07:59 ]

ア・リーグ   エンゼルス6―1アスレチックス ( 2018年4月8日    アナハイム )

<エンゼルス・アスレチックス>7回1死、セミエン(手前)にこの試合初安打を許した大谷(AP)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(23)は8日(日本時間9日)、本拠地アナハイムでのアスレチックス戦に先発し、7回1安打無失点、12三振1四球で開幕2連勝を飾った。7回1死で初安打を許すまで19者連続で無安打に抑え、毎回の12三振を奪う圧巻の本拠地初登板。試合は6―1で勝った。

 大谷は初回、先頭のジョイスをスプリットで空振り三振に仕留めると、2番セミエンは直球で、3番ローリーはスプリットでそれぞれ空振り三振。いきなり3者連続三振の立ち上がりを見せた。2回は1つ、3回は2つ、4回も1つ三振を奪うと、5回は4番デービス、5番オルソン、6番チャプマンを連続三振斬り。6回もスモリンスキーを空振り三振に仕留め、この回までに計11個の三振を積み重ねた。

 完全試合の期待が膨らみ、球場が異様なムードに包まれる中、7回のマウンドに上がった大谷。先頭のジョイスは遊飛に打ち取ったが、続く2番セミエンにこの日初安打となる左前打。続く3番ローリーを歩かせて1死一、二塁のピンチとなったが、後続を断って無失点で終え、この回で降板した。12三振中ストレート4、フォーク8で、最速は100マイル(約161キロ)を記録した。

 エンゼルスは初回、プホルスの左翼線適時二塁打とカルフーンの中前適時打で2点を入れ、3回にもトラウトがソロ本塁打を放ち、大谷を援護。4、6回にも加点して6―0とした。大谷をリリーフしたウッドは8回を無失点に抑えたが、9回に登板したペーニャはジョイスにソロ本塁打を許した。

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