オリ宮内オーナー怒「見るに堪えない」…継投失敗に苦言、途中退席

[ 2018年4月9日 06:49 ]

パ・リーグ   オリックス4―7西武 ( 2018年4月8日    メットライフD )

<西・オ>打ち込まれ7回途中で降板するオリックス先発の山岡(右)
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 オリックスは8日の西武戦の初回に先制するなど先手を打ったが、7回に大量失点し逆転負け。今季初の4連敗を喫し、開幕・ソフトバンク戦に続く今季2度目の観戦となった宮内義彦オーナー(82)は「見るに堪えない」と吐き捨てた。

 2―7の8回攻撃後、総帥は勝敗を見届けずに席を立った。柔和の表情とは裏腹に、怒気をはらんだ口調で継投策について苦言を呈した。

 「継投失敗は何度目や。ボクでも7回で代える。(山岡の)球威は落ちとったからね」

 4回まで完全投球だった山岡が7回に暗転。先頭の山川から連打と四球で無死満塁を背負い、外崎に高めのチェンジアップを左前2点打。なおも無死一、二塁で炭谷の送りバントを処理した三塁手・鈴木昂が一塁悪送球し4点目を失ったところで降板。開幕・ソフトバンク戦では、7回まで無失点だった先発・西が続投した0―0の8回に2失点し敗れるなどしており、継投も敗因の一つだった。

 山岡は6回0/3を6失点で2敗目。球数は6回終了時点で86球だった。福良監督は「球数的には余裕はあったし、ボールは死んでなかったので」と続投を判断したが…。宮内オーナーは「まあ、こんな日もあるでしょう」と奮起を期待した。

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2018年4月9日のニュース