大谷 ポスティング制度決まらず…初言及「こういうものかなと」

[ 2017年11月16日 05:30 ]

自主トレで打撃フォームをチェックする大谷
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 メジャー移籍を表明した日本ハムの大谷がポスティングシステム改定案の承認と制度の発効が遅れている現状に初めて言及。「すんなり決まることはないと思っている」と話し、泰然自若で待つ姿勢を示した。

 契約金と総年俸、出来高払いを含めた総額の15%を譲渡金とする新制度。ただ、今オフは上限2000万ドル(約22億6000万円)の譲渡金を払った全球団と交渉できる従来の制度を適用することで日本野球機構(NPB)と大リーグ機構(MLB)との間で大筋合意しているとされ、15日(日本時間16日)からのMLBのオーナー会議で承認されれば、大谷の移籍手続きが動きだすことになる。

 しかし、MLB選手会の反発が強いため、承認されるかは不透明だ。大谷は「まだ制度も定まっていないので」と渡米の時期も未定のまま。代理人契約したネズ・バレロ氏とは定期的に連絡を取っているが、新制度が未成立のため前進できない。それでも「こういうものかなと思っている」と焦らず、吉報を待ち続ける構えだ。 (君島 圭介)

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2017年11月16日のニュース