マー君7回2失点も今季2勝目ならず 援護は2点止まり

[ 2016年4月24日 04:37 ]

レイズ戦に先発したヤンキースの田中(AP)
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ア・リーグ ヤンキース3―2レイズ

(4月23日 ニューヨーク)
 ヤンキースの田中が23日(日本時間24日)、レイズ戦に先発し、7回97球を投げ5安打2失点、7奪三振で1四球。同点で降板し、今季2勝目はならなかった。試合は同点の9回裏にガードナーの一発が飛び出し、ヤンキースがサヨナラ勝ちした。

 レイズとは過去3度対戦して2勝0敗、防御率2・70と好相性。この日は立ち上がりから制球が抜群で、初回は二直、空振り三振、右飛と三者凡退に抑えた。その裏打線が1点先制すると、2回も遊ゴロ、空振り三振、中飛と3人でぴしゃり。3回は1死から右前打を浴びたものの、マッキャンが盗塁を刺しこの回も3人で終えた。

 4回はカウントを悪くしたところでモリソンに右中間二塁打を打たれ、2死までこぎつけたもののディカーソンに左翼線二塁打を許し同点に。5回には1死走者なしからキアマイアーにライトポール直撃の勝ち越し本塁打を浴びた。

 6回は2死から安打で走者を出したものの無失点。7回は2三振を奪って三者凡退に抑え、この回限りで降板。打線はその裏、2四球と打撃妨害で2死満塁とすると、ガードナーが投手強襲安打を放ち同点に追いつき、田中の負けを消した。

 延長に入る目前の9回裏2死走者なしの場面で、ヤンキースのガードナーが右翼席へサヨナラ本塁打を放ち試合を決めた。

 ▼田中の話 点の取られ方がもったいなかった。自分では状態が完璧にいいという感じではなかった。序盤をしっかり抑えていても勘違いしないように投げていた。チームが勝ったから良かった。

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