楽天　栗原が荷物出し＆自主トレ、復活へ「家族のためにも頑張る」

＜楽天・自主トレ＞オコエ（左）からあいさつされて笑顔を見せる栗原

　楽天の栗原健太内野手（３４）が２４日、２月の沖縄・久米島キャンプに向けた荷物出しのために仙台市内のコボスタ宮城を訪問。その後に室内練習場で約２時間の自主トレも行った。

　キャッチボールやランニングだけでなく、ティー打撃やマシン打撃も行うなど精力的に動いた。昨年１０月に、かつて不動の４番を務めるなど１６年間も在籍した広島を退団し、山形出身の男は東北をフランチャイズとする楽天の秋季キャンプにテスト生として参加し、見事に合格。コンディション不良もあって、ここ２年は１軍出場がないベテランは連日のように厳しい練習で体を追い込んでいる。

　古傷の右肘の状態も良好で「とにかく自分はキャンプからアピールしないといけない立場。例年よりもこの時期の練習量も増えている」と鼻息は荒い。２３日に家族が現在住む広島から仙台に空路で移動。「広島空港で子どもたちが見送ってくれた。泣いていたけど“頑張ってね”と言ってくれました。家族のためにも頑張りたいです」と決意を新たにしていた。