ダルビッシュ、潔白証明される　大リーグ機構が賭博関与なしの結論

レンジャーズのダルビッシュ有　（ＡＰ）

　大リーグ機構はレンジャーズのダルビッシュ有投手（２９）が野球賭博に関与していなかったことを結論付けた。ＮＢＣスポーツなど米国の複数メディアが情報筋からの話として２３日に報じた。

　ダルビッシュの実弟である翔容疑者は昨年、大リーグなどの試合で野球賭博をしたとして逮捕され、その後、起訴処分。同投手は大リーグ機構から調査を受けているとの報道があった１９日、球団と代理人事務所を通じて「私は賭博行為には今もこれまでも一切関わっておりません」と関与を全面的に否定する声明を出していた。

　ダルビッシュは昨年３月に右肘じん帯の再建手術を受けたため、同年シーズンを全休。５月の復帰を目指し、現在はリハビリに励んでいる。