13年ぶり!松井氏、ジャイアンツ球場でバット振った

[ 2015年12月27日 13:52 ]

子どもたちの前で豪快なフリー打撃を披露する松井秀喜氏

 巨人、ヤンキースなどで活躍した松井秀喜氏が27日、ジャイアンツ球場で野球教室を行った。全国の小学生を対象に、各都道府県から1人ずつ募集し、47人が参加。約2時間にわたりキャッチボールから守備練習、打撃練習と指導した。

 松井氏が9月に少年少女の野球を発展、普及させる目的で設立したNPO「松井55ベースボールファウンデーション」の活動として、10月のニューヨーク、11月のロサンゼルスに続き3度目の野球教室。指導後には自らバットを握ってフリー打撃で実演し、15スイングで2本の柵越えを放った。同球場でバットを振るのは、巨人時代の02年以来13年ぶりだった。

 「みんなは知らないかもしれないけど、僕はジャイアンツの選手だったんです。10年以上前なんですが、ここで毎日汗を流していました。思い出の球場なんです」と子供たちにあいさつし、精力的に指導。最後は全員にサインを記し、記念撮影に納まり「全国から来てくれてうれしかったです。子供たちが野球を好きになってくれればと思います。好きなことがあると、つらいことも我慢できる。きょうの経験を生かしていってほしいなと思います」と笑顔に充実感をにじませていた。

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2015年12月27日のニュース