真中監督 3冠トリオ解体も「こだわらなくてもいい」

[ 2015年12月6日 05:30 ]

野球教室で少年にスイングの指導をするヤクルト・真中監督

 ヤクルト・真中監督が「3冠トリオ」解体の可能性を明かした。今季は後半戦開幕から優勝決定まで一貫した、首位打者の2番・川端、本塁打王の3番・山田、打点王の4番・畠山が並ぶ攻撃的打線が機能。このオーダーを組んだ59試合は36勝22敗1分けの勝率・621を誇った。

 にもかかわらず「勝ったからといって、こだわらなくてもいい。来年のチーム状況でバランスを見て決めたい」と改造の可能性を示唆。今季はバレンティンの長期離脱もあっただけに「バレのことや、坂口とか新加入の選手もいる」と柔軟な考えで連覇への糸口をつかむ。

 この日は栃木県那須塩原市内で「那須塩原市誕生10周年記念野球教室」に参加。大田原市出身の指揮官にとって中学時代に試合をした思い出の球場で「懐かしい景色と子供たちの生き生きした姿が見られた」と原点に返った。

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2015年12月6日のニュース