清宮克幸氏 孝行息子に感謝「これほどまでに楽しませてもらえるとは」

[ 2015年9月7日 09:10 ]

<日本・米国>9回、遊飛に倒れる清宮

U―18W杯決勝 日本1―2米国

(9月6日 甲子園)
 U―18日本代表で1年ながら4番を務め準優勝に貢献した早実の清宮幸太郎(16)の父で、ラグビーのトップリーグ、ヤマハ発動機の清宮克幸監督(48)が6日、NHK「サンデースポーツ」に9月のマンスリーキャスターとして登場した。

 これまでは、息子についてのコメントはしなかったが、この日ばかりは“父の顔”になって「3年生の中、1人1年生でやらせていただいて、非常に貴重な経験をさせていただきました」と笑顔を見せた。

 決勝を前に「何とか食らいつけ。うまく打てなくても、つなげ」と伝えたそうで、清宮は6回に二塁内野安打。「食らいついてくれた」と目を細めた。惜しくも準優勝に終わったが「本物の負けを経験できたのが非常に大きい。これを力に変えていけるかどうかが、1流になれるかどうかの境目」と語った。

 また、幸太郎が3歳くらいから、毎年七夕の短冊に「世界をとれ」と書いてきたことも明かし、今年は「幸太郎、福太郎 世界をとれ」と記したという。その願い通り、次男の福太郎は米国で行われたリトルリーグ世界選手権で、日本代表の東京北砂の一員として世界一に輝いた。

 清宮氏は「夫婦で子育てを楽しもう、と話していたが、これほどまでに楽しませてもらえるとは、想像以上」と笑顔を見せ、愛息たちのさらなる成長を期待していた。

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