中日新人9選手中7人が1軍キャンプ“完走” OP戦突入へ

[ 2015年2月27日 05:30 ]

キャンプを打ち上げ手締めを行う中日・谷繁兼任監督(右から2人目)

 最大の収穫は「ルーキーズ」だ。中日は26日、1軍・北谷、2軍・読谷での春季キャンプを打ち上げた。新人9選手中、7選手が1軍キャンプで完走し、谷繁元信兼任監督(44)も手応えたっぷりに振り返った。

 「みんな思ったよりもスタミナがある。これから実戦が続く中でどういうものをこちらに見せてくれるか。(開幕1軍に)十分その中に入ってやっていけるところを少しずつ見せてくれている」

 高校生なしの9人という即戦力指名となった昨秋のドラフト。卒業試験で合流が遅れた9位・金子(大商大)以外の8人が1軍スタートというのも異例だったが、キャンプ中に2軍に落ちたのは5位の加藤(青学大)のみ。投手3人、野手4人の7選手がそれぞれ持ち味をアピールし、1軍に生き残った。

 1位の野村(三菱日立パワーシステムズ横浜)は「最初は自分でも納得のいく内容じゃなかったけど、最後はいい感じで終われた。実戦が多くなるし、しっかりアピールしたい」と表情を引き締めた。28日に本拠地・ナゴヤドームでのオープン戦初戦となるロッテ戦。サバイバルゲームがいよいよ激化する。

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2015年2月27日のニュース