MLB 今季からマイナーで“スピードアップルール”採用

[ 2015年1月16日 16:49 ]

メジャーリーグのバド・セリグ・コミッショナー (AP)

 メジャーリーグは15日にオーナー会議が行われ、試合時間短縮のための“スピードアップルール”を今季からマイナーリーグの試合で採用すると発表した。

 メジャーリーグの1試合平均時間は12年から3年連続で3時間越えが続き、昨季は新たにチャレンジ方式によるビデオ判定が導入されたこともあり、3時間13分と史上最長を記録した。

 試合時間短縮に向けてメジャーリーグは昨年のアリゾナ秋季リーグにて試験的に「投手は走者がいない時はボールを受けてから12秒以内で、走者がいる時は20秒以内で投球しなければボールが宣告される」という“スピードアップルール”を採用。多少変更される部分があるとはしながらも、このルールの下で今季のダブルAとトリプルAの試合が行われることになった。

 当初はメジャーの試合でも採用される予定だったが、選手会側の承認が得られず、コミッショナーのバド・セリグ氏(80)も「時期尚早」と今季は見送られることになった。

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