“巨人・相川”来週にも誕生へ 1時間交渉「考え一致」

[ 2014年11月14日 06:38 ]

笑顔の相川

 都内のホテルで行われた巨人との交渉。約1時間の話し合いを終えた相川は満面の笑みだった。

 「レギュラーのポジションを空けて待っているわけではないが、横一線で勝負してほしいという言葉をもらった。自分が考えていることと一致した。凄いプラス材料」

 来季のヤクルトは24歳の中村を正捕手で起用する方針が固まっている。席上では、条件面や背番号の提示はなかったが、移籍への支障はなくなった。来季2年目を迎える小林との正捕手争いについても「若いし、チームとしても彼が出てくることを一番望んでいると思う。ただ、実力の世界だとすれば、自分がチャレンジした時に上回っているなら、チャンスはある」と思いをはせた。

 原沢敦球団代表は「(阿部の一塁手転向で)シーズンを通じてマスクをかぶった捕手が不在という穴を埋めるため、相川君の力が必要。手応えはあった」と話した。相川も「できれば早く決めたい」とし、現時点でヤクルトと残留交渉を行う予定がないことに加え、巨人以外に動く球団もないことから、来週にも「巨人・相川」が誕生する。

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2014年11月14日のニュース