侍21U、楽天パワーで2次R進出!三好マルチ&森5回2失点

[ 2014年11月10日 05:30 ]

<21Uワールドカップ 日本・オランダ>2回を投げ終えベンチに戻る森(中央)はナインの出迎えを受ける

第1回IBAF21Uワールドカップ1次ラウンドB組 日本7―2オランダ

(11月9日 台湾・台中)
 1次ラウンドB組の侍ジャパン21Uはオランダに7―2で大勝し、無傷の3連勝。最終戦を待たずに2次ラウンド進出を決めた。先発の森雄大投手(20)が5回を2安打2失点。打線も三好匠内野手(21)が2安打で2度の得点機に絡む活躍。投打で楽天勢がけん引した。

 楽天トリオが2次ラウンド進出を演出した。2回に先頭の榎本が四球を選ぶと、三好が右前打でチャンスを広げ、3点先制のお膳立て。三好は1点差に迫られた4回にも先頭で左翼に二塁打を放ち、一挙4得点を導いた。九州国際大付出身で、11年センバツの準V投手。プロ入り後に内野手に転向し、1軍定着を目指している。国際舞台で結果を出し「大振りにならないように、コンパクトに振りました。とにかく芯に当てようと思っていました」と声を弾ませた。

 先発を任された森は5回を2安打6奪三振でオランダ打線をねじ伏せた。将来的には松井裕、安楽と並ぶ先発の柱に期待される左腕。制球力が課題とされ、この日も4回に押し出し四球と暴投で2点を失ったが、ダイナミックなフォームから繰り出される速球を武器に踏ん張った。チームの勝利に貢献し、「真っすぐでファウルを取れたことは収穫。継続していきたい」と胸を張った。

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