10回1失点!2年生エース中川 援護信じて2戦連続完投

[ 2014年8月21日 05:30 ]

<星稜・八戸学院光星>延長戦を制し、両手を広げて喜ぶ八戸学院光星・中川

第96回全国高校野球選手権3回戦 八戸学院光星5―1星稜

(8月20日 甲子園)
 八戸学院光星(青森)の2年生エース右腕・中川は延長10回、127球を投げ抜き、1失点完投。初戦に続く2試合連続完投を果たし「最後まで集中を切らさず投げた」と笑った。

 5回に先制されても味方の援護を信じて投げた。8回に追い付き、その裏が最大のピンチ。1死満塁で「いっぱいいっぱいだった」というが、スライダーを引っ掛けさせ、投ゴロ併殺に打ち取った。仲井監督の「チームの特長である粘りは、中川が粘り強い投球をするから」との言葉に偽りはない。

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2014年8月21日のニュース