石川、あと1人で完投逃すも納得3勝目 西との投げ合い制す

[ 2014年6月5日 05:30 ]

<オ・ヤ>お立ち台でファンに手を振る石川

交流戦 ヤクルト2-1オリックス

(6月4日 京セラD)
 ヤクルトの石川は完投目前の8回2/3でマウンドを降りたが「勝てば何でもいいです」と、5月14日以来の3勝目に安どした。

 試合前まで防御率12球団1位の1・04だった西に投げ勝ち「意識はあった」と充実の表情。3回にT―岡田にカーブを右翼席まで運ばれたが、制球力がよみがえり変化球も決まった。

 自身は好投の要因を「直球を低く強く投げられて、両サイドに決まったこと」と分析。5月21日ロッテ戦(QVCマリン)で4回8失点KOされた後、登板間にショートスローと遠投を1度ずつ取り入れることに着手。低く強く投げることを意識した成果が表れ、小川監督も「きょうは石川に尽きる」と賛辞を贈った。

 ▼ヤクルト・高津投手コーチ(石川について)投げれば投げるほどよくなった。(9回途中の交代は)いけたかもしれないが、いろいろなことを考えて秋吉に託した。

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2014年6月5日のニュース