上原 10セーブ!連敗10でストップ「本当に長かった」

[ 2014年5月28日 05:30 ]

<ブレーブス・レッドソックス>10セーブ目を挙げ、オルティス(手前)と抱き合って喜ぶ上原(AP)

インターリーグ レッドソックス8―6ブレーブス

(5月26日 アトランタ)
 20年ぶりに10連敗を喫した昨季ワールドシリーズ王者のレッドソックスが、勝利の方程式でついに連敗をストップした。9回に7番手で登場して11日以来15日ぶりとなる今季10セーブ目を挙げた上原は「本当に長かった。きょうは抑えたというよりも、勝ったからそれでいい」と勝利の余韻に浸った。

 6回表終了後に降雨による1時間26分の中断で難しい調整を強いられたが、2点を勝ち越した直後の7回から田沢が登板。「自分のペースで試合が進められた」とわずか9球で3者凡退に抑えた。上原は9回1死から左前打を許したが、シモンズを狙い通りの遊ゴロ併殺打。3ラン含む4打点と活躍したオルティスと恒例の勝利のハグを交わし、ようやく笑顔が広がった。上原は「この雰囲気を2週間(近く)味わってこなかったわけだから、それが一番です」と喜んでいた。

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2014年5月28日のニュース