オリックス今季初零敗 森脇監督「僕の工夫がなかった」

[ 2014年5月2日 05:30 ]

<オ・ソ>3回の攻撃前、オリックスナインと森脇監督(右から2人目)らは円陣を組む

パ・リーグ オリックス0―4ソフトバンク

(5月1日 ほっと神戸)
 5戦連続2桁安打で5連勝中だった勢いもなく、一塁ベンチは静まりかえったまま、試合終了した。今季28試合目にして初の零封負け。オリックスの森脇監督は「僕の工夫がなかった。敗因はそこ。選手は最善を尽くしてくれた」と話し責任を背負った。全ては、帆足にひねられたものだった。

 過去、オリックス戦で19勝(8敗)を挙げている左腕を打ちあぐねた。3回、山崎勝、ヘルマンの連打でチャンスをつくったが、平野恵が中飛。あと1本が出ず、結局、6回途中まで4安打無失点に抑えられ、通算20勝目を献上した。左の軟投派には相性が悪く、ロッテ古谷にも現在5連敗中。今後の課題が浮かび上がってきた。

 ソフトバンクとの3連戦で、無安打に終わったペーニャは「何も言うことはないよ」とだけ話し、帰路についた。1回の零封負けでチームがぐらつくことはないが、主砲のブレーキなど少しばかり後味の悪い黒星。2日の日本ハム戦で、リーグ一番乗りでの20勝到達を果たして、きっちり清算したい。

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2014年5月2日のニュース