連勝4でストップも…広島 大竹に5連打浴びせ観衆拍手喝采

[ 2014年4月27日 05:30 ]

<広・巨5>7回無死三塁、アンダーソン(右手前)に右越え2ランを打たれる横山

セ・リーグ 広島5-11巨人

(4月26日 マツダ)
 首位・広島の連勝は4で止まった。投手陣が今季最多で毎回の18安打を許し、11失点と炎上。一方で攻撃陣は意地を見せた。6回、大竹に5連打を浴びせ、マウンドから引きずり降ろすと、今季最多3万1000人超の観衆は拍手喝采だった。

 1―7と大きくリードされて迎えた攻撃で、昨季まで同じユニホームを着ていたFA移籍右腕にキバをむいた。先頭・菊池が左前打で口火を切ると、丸が続いた。「難しい点差だったけど、個々がやることをやって…という感じ。大竹さんだから…という意識はなく、甘いところに来たら打つ。それだけ」。初球を叩く右前打で無死一、三塁とすると、エルドレッド、松山、ロサリオが3連続適時打だ。松山は「敵に回すと、やっぱりいい投手。力負けしないよう、甘いボールを狙った」と振り返った。

 白星こそ大竹に献上したが、5回まで3安打投球の右腕に初対戦でイヤな印象を与えたことは、今後につながる。今カードは1勝1敗。野村監督は27日の第3戦に向け「負ける時は派手にやられるけど、集中力を切らさないよう切り替えて臨みたい。明日(27日)はマエケン。ビシッと行ってほしいね」と話した。

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2014年4月27日のニュース