金子実戦初登板も確かな手応え「内容気にしていない」

[ 2014年3月14日 05:30 ]

<オ・楽>2回を投げ1失点の金子

オープン戦 オリックス0―3楽天

(3月13日 京セラD)
 不安材料はなかった。インフルエンザ感染で調整が遅れていたオリックスのエース・金子が楽天戦に実戦初登板。2回3安打1失点も、開幕投手に向けた33球に確かな手応えをつかんだ。

 明確なプランを持ってマウンドに上がった。「きょうに限っては投げることが目的。結果を求めていないし、内容も気にしていない」。初回1死一塁、元同僚の後藤に高めカットボールを右中間に運ばれ、先制点を献上。2回も2本の安打を許したが、重要なのは結果ではなかった。森脇監督も「次の登板ではもう一つ上のモノを見せてくれるでしょう」と全幅の信頼を口にした。

 今月1日にインフルエンザ感染が判明し、6日まで2次キャンプ地・高知のチーム宿舎に残留。当初は6日のヤクルト戦(京セラドーム)で実戦初登板する予定だった。それでも実戦登板を経ずに開幕投手を務めた昨年の経験があるからこそ、焦りはない。「あとはインフルエンザにならないことですかね。体や投球に関しては気にしていません」。3月28日の開幕戦まで、残す登板機会は1回。「開幕だけに合わせているわけではないですから」。フル回転を誓うエースは今季も盤石だ。

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2014年3月14日のニュース