激突シーン消える?本塁の接触プレーを制限 メジャーで規則変更

[ 2014年2月25日 10:30 ]

 米大リーグ機構と米大リーグ選手会は24日、落球を狙った走者による本塁上での危険な接触プレーを制限するため、今季は試験的に野球規則を改正すると発表した。激しい衝突による捕手の負傷が近年問題となっていた。

 新規則では、得点を狙う走者は本塁への走路をふさぐ捕手(もしくは本塁カバーに入った他の選手)にぶつかることはできるが、走路上にいない捕手に体当たりすることはできない。不正な体当たりと判断された場合はアウトを宣告される。捕手は球を保持しない状態で、走路をふさいではならない。捕手のプレーが違反と判断されれば、走者はセーフとなる。

 新規則にはビデオ判定の適用が可能。また選手と監督による委員会をつくり、来季の規則運用などを話し合うことも決まった。(共同)

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2014年2月25日のニュース