楽天本拠地 愛称は「コボスタ宮城」 来年1月1日から使用

[ 2013年12月24日 16:50 ]

プロ野球楽天の本拠地球場の新しい愛称を発表する(左から)宮城県の村井嘉浩知事、楽天の中島謙一郎常務執行役員ら=24日午後、宮城県庁

 宮城県は24日、プロ野球東北楽天ゴールデンイーグルスの本拠地である県営宮城球場(仙台市)の新しい愛称が「楽天Kobo(コボ)スタジアム宮城」に決まったと発表した。略称は「コボスタ宮城」で、来年1月1日から使用する。

 球団親会社の楽天(東京都)が球場の命名権(ネーミングライツ)を取得した。「Kobo」は楽天グループが提供する電子書籍サービスの名称で、愛称に取り入れて知名度アップを目指す。

 契約は3年間で、楽天が年2億100万円を支払う。

 宮城県庁で記者会見した村井嘉浩知事は「一番ふさわしい企業だと前々から思っていた。(楽天球団が)連覇できるよう応援していきたい」と話した。楽天の中島謙一郎常務執行役員は「全国の皆さまへの『Kobo』の浸透を期待したい」と狙いを説明した。

 宮城球場をめぐっては、2008年から命名権を持っていた日本製紙(東京都)が今年末までの契約を更新しないことを決定。新たな命名権の募集に楽天を含む2社が応募、県が審査していた。現在の「日本製紙クリネックススタジアム宮城(Kスタ宮城)」の愛称は今年限りとなる。

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2013年12月24日のニュース