中日 12年ぶりのシーズン負け越し…川上 5回4失点降板

[ 2013年9月17日 21:44 ]

<中・巨>5回、阿部に2ランを浴び痛恨の表情で引き揚げる川上

セ・リーグ 中日2―4巨人

(9月17日 ナゴヤD)
 中日は、この日勝って、広島が敗れれば自力CS出場の可能性が復活する大事な試合だったが、先発・川上が、5回を6安打4失点と粘れず。2回、村田、高橋を歩かせ、1死二、三塁から不振の坂本に先制の2点適時打を浴びた。5回1死一塁からは阿部に32号2ランを被弾。「ボールを投げるつもりが真ん中に入った。悔い以前の問題」と語ったが、今季最短タイの5回で降板。今季初黒星を喫し「ストライクが思うように投げられなかった」と悔しげだった。

 打線は8回に堂上直、9回には野本のタイムリーで1点ずつを返したが、反撃もそこまで。

 チームは01年以来、12年ぶりのシーズン負け越しが決まった。高木監督は「そんなこと別に驚かない」と話した。最後に負け越した2001年は5位に終わった。以来、Aクラスを守り続けてきた中日。3位広島とのゲーム差は5・5となってしまった。

 ▽堂上直(8回に適時打)「気持ちで打ちました」

 ▽野本(9回に代打で適時打)「初球が真っすぐだったので、次はフォークボールだろうと狙っていた」

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2013年9月17日のニュース