ダル 2年連続登板なしも最強右腕と交流「楽しむことできた」

[ 2013年7月18日 06:00 ]

<米オールスター戦>タイガースのバーランダー(左から2人目)と共に引き揚げるレンジャーズのダルビッシュ。右から3人目はヤンキースのリベラ(42)とタッチを交わすマリナーズ・岩隈

第84回米オールスター戦 ア・リーグ3―0ナ・リーグ

(7月16日 ニューヨーク)
 2度目の球宴選出となったレンジャーズのダルビッシュは、大リーグ最強右腕と交流を深めた。右僧帽筋の張りで故障者リスト入りしているために登板機会はなかったが「素晴らしい選手たちに囲まれながら、楽しむことができました」とコメントした。試合中はベンチの最前列に陣取り、11年に24勝を挙げ、サイ・ヤング賞とリーグMVPを受賞したバーランダーと長い時間、話し込んだ。

 14日に投げたために登板がなかったバーランダーは、ダルビッシュとの会話について「いろいろな話をした。直球やチェンジアップ、スライダー…。自分がどんなことを考えて(投げて)いるか知りたかったようだ」と説明。アドバイスを送るだけでなく「何がきっかけでうまくなるか分からない。彼の知恵も借りてみたい」とお互いに意見交換したという。それだけダルビッシュが認められた証拠でもある。

 2年連続で球宴のマウンドに立つことはできなかったが、ニューヨークまで来た収穫はあった。「球宴休み」を経て、22日(日本時間23日)のヤンキース戦で復帰する。

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2013年7月18日のニュース