長嶋さん松井氏 東京ドームでの国民栄誉賞授与を決定

[ 2013年4月17日 06:00 ]

 巨人、ヤンキースなどで活躍した松井秀喜氏(38)と巨人・長嶋茂雄終身名誉監督(77)が5月5日、東京ドームで国民栄誉賞を授与されることが16日、正式決定した。77年に同賞が創設されて以来、首相官邸以外で授与式が実施されるのは初めてのケースとなる。

 同日の広島戦前には、松井氏の引退セレモニーも開催される。長嶋終身名誉監督は「我々を支えてくださったファンの方々に見守られながら、松井君と2人そろって表彰していただけることになり、とても感動しております」と同時受賞を喜んだ。

 巨人を通じて松井氏も「長嶋監督との思い出がたくさん詰まった場所で、2人一緒に表彰式をしていただけることに、何より感激しております。支えてくださったファンの皆様、野球を愛する国民の皆様に感謝の気持ちを抱きながら、その場に立ちたいと思います」とコメントを出していた。

 また、松井氏の引退セレモニーについて、桃井恒和球団社長が言及。松井氏が投手、長嶋終身名誉監督が打者として始球式を行うプランも浮上しており、「両氏にお尋ねしてそういう方向になると思います」と説明。今後はセレモニーの詳細を詰めていく。

 ▼NPB・加藤良三コミッショナー これまで日本の野球ファン、スポーツファンに希望と勇気を与え続けたことに対する最高の顕彰。プロ野球にとっての大きな喜びであり、名誉です。

続きを表示

2013年4月17日のニュース