広島・野村 菅野との対決に闘志「早く勝負したい」

[ 2013年1月14日 06:00 ]

母校の明大室内練習場で体幹トレに汗を流す広島・野村

 広島・野村祐輔投手(23)が13日、母校の明大で実施する自主トレを公開。巨人のドラフト1位・菅野(東海大)と3月29日からの開幕3連戦(東京ドーム)で“競演”を熱望した。

 ランニング、キャッチボールから室内での体幹トレなど、150分間に渡って汗を流した右腕は、闘争心をかき立てられる存在を口にした。

 「野球に関しては素晴らしい力を持っている。馬力、体の強さ。ボクとは逆のタイプです」。1年遅れで念願の巨人入りを果たした菅野。「勝負したい。投げ合ったことがないので。開幕は巨人戦? (2人で投げ合う)可能性はゼロじゃないですからね」

 一昨年のドラフト会議前には藤岡(東洋大~ロッテ)とともに大学ビッグ3と注目された。相手は最速155キロの豪腕だが、野村は「制球力やゲームメイクする力。機械で計れないものは勝ちたい」と、新人王のプライドをにじませる。

 たとえ球速表示などで本格派が目立っても、終わってみれば技巧派が投げ勝っている。肉を切らせて骨を断つ―。それが菅野との対戦時に描く、野村の青写真だ。

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2013年1月14日のニュース