松坂　２回もたず５失点ＫＯ「ものすごくストレスがたまる」

ブルージェイズ戦の２回途中、５失点で降板するレッドソックス・松坂。左はバレンタイン監督

ア・リーグ レッドソックス２―９ブルージェイズ

（9月8日 ボストン）
　レッドソックスの松坂は８日、ボストンでのブルージェイズ戦に先発。１回１／３、４２球を投げて１本塁打を含む５安打５失点、２四死球２三振で５敗目（１勝）を喫した。防御率は７・２０。試合は２―９で敗れた。

　今季２勝目を目指した松坂だったが、２回もたずにＫＯ。「チームのためにまともに働くことができず、ものすごくストレスがたまる。いい状態が続かなくて日々難しいな、と思いながら過ごしている」と苦しい胸の内を明かした。

　１回は速球が９４マイル（約１５１キロ）をマークするなど、四球を出しながらも無失点で終えたが、２回は先頭の５番エスコバルにソロ本塁打を浴びると、その後も修正できず。中前打と死球で無死一、二塁とされると、ヘチャバリアに適時二塁打を許して２失点目。続くゴーズには２点適時打を浴び、さらにデービスの犠飛で１点を失った。右僧帽筋痛から復帰後は最短となる１回１／３でマウンドを下りる結果に「原因が分からない。悩みながら投げている感じはある」と苦悩を口にした。