高木監督べた褒め!大野が巨人止めた 沢村に投げ勝つ

[ 2012年8月1日 06:00 ]

<巨・中>巨人に勝利し、谷繁(右)と勝利のポーズを決める中日・大野

セ・リーグ 中日2-0巨人

(7月31日 東京D)
 中日は2年目左腕、大野が7回途中まで3安打無失点と好投し、巨人の連勝を止めた。「細かい制球よりも力で抑えるのが自分の投球。それは出せたと思う」と納得の表情でうなずいた。

 東京ドームでは、プロ初登板した昨年10月14日に4回7失点と打ちのめされた。だが、「去年の自分と真っすぐの威力が違う。どんどん押していきたい」と強気でマウンドに上がった。140キロ台中盤の直球を軸に4回までは毎回三振を奪った。「同じ失敗はできない。勝負どころで厳しいところに投げられたのは一つの成長だと思う」と、9カ月半前には投げ負けた同学年の巨人・沢村を上回る投球を披露。高木監督は「これだけいいとは思わなかった」とべた褒めした。

 ▼中日・岩瀬(7月17日以来の登板で28セーブ目)一時期より良くなっている。とりあえず一歩を踏み出せた。

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