44歳・金本 セ最年長三塁打 激走に「疲れました」

[ 2012年8月1日 06:00 ]

<神・ヤ>5回1死二塁、阪神・金本は右翼線に勝ち越しの適時三塁打を放つ

セ・リーグ 阪神7-2ヤクルト

(7月31日 甲子園)
 1点を追う5回だった。阪神は鳥谷、新井、金本、マートンが4連続長打で3点と一気にひっくり返した。

 バットを折られながらも右翼線に勝ち越し三塁打を放った金本は「もう三塁まで走ったら歳が歳なんで…。疲れました。人力車を引いているようなスピードやったな」と苦笑い。自身の持つセ・リーグ最年長三塁打の記録を更新した。「なかなか打つ方の調子が上がりそうで上がらなかったが、このまま波に乗っていけそうな気がする」。5勝14敗1分けと苦しんだ7月を連勝で締め、鉄人もチームもまだあきらめてはいない。

 ▼阪神・鶴(5回を3者凡退に抑えて2年ぶりの白星)勝ちが付くと自分でも分からなかった。

 ≪年長記録は48歳4カ月≫44歳3カ月の金本(神)が5回に勝ち越し三塁打。昨年9月23日巨人戦で自らがマークした43歳5カ月を更新するセ最年長三塁打となった。歴代では浜崎真二(阪急)が50年4月30日西鉄戦で記録した48歳4カ月に次ぐ年長2位だが、浜崎の場合チームは敗戦。決勝三塁打としては金本が最年長だ。

続きを表示

2012年8月1日のニュース