“相手有利”に泣いた昨オフ 中島「1年なら我慢と思っていたが」

[ 2012年6月5日 07:38 ]

ダイヤモンドバックスが調査していることが分かった西武・中島

 ダイヤモンドバックスが今オフの補強の一環として、西武の中島裕之内野手(29)の調査を進めていることが4日、分かった。

 中島は昨オフにポスティング・システム(入札制度)を利用してメジャー移籍を目指したが、ヤンキースとの交渉が決裂し残留。5月30日には海外FAの権利を取得し、今年はFA権を行使することが決定的とみられる。

 この日、中島は西武ドームで行われた全体練習に参加。現時点で権利行使を明言していないが、昨オフにヤ軍との交渉が決裂した後には「挑戦できる時が来たらまたしたい」と話している。

 ヤ軍と破談した最大の理由は、ヤ軍が自動的にFAとなるまでの6年間の保有権を主張したこと。「1年なら控えでも勉強のつもりで我慢と思っていたが、来年も相手に言われた契約でやらないといけないという契約だった」。しかし今回はFA権を行使できる立場にあるだけに、有利な契約を選択することができる。

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