楽勝ムードから一変ドタバタ勝利 渡辺監督「切羽詰まっていたな」

[ 2012年5月12日 18:32 ]

パ・リーグ 西武9-8日本ハム

(5月12日 函館)
 西武は6回を終えて9―1と楽勝ムードだったが、最後は1点差に追い上げられた。しかも9回は1死満塁まで詰め寄られた。荒れ気味のグラウンドで最後に二つのゴロを処理した一塁手の中村は「イレギュラーも想定した。勝つのは難しい」と胸をなで下ろした。

 4日に1軍復帰し、抑えを任された涌井が9―5の9回に3失点した。リードしている場面で初めて救援登板した右腕は「(石井)カズさんの勝ちを消さなくて良かった」と安堵の表情を浮かべた。試合を預けた渡辺監督は「慎重になり過ぎた。最後は切羽詰まっていたな」と苦笑いだった。

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2012年5月12日のニュース