2時間中断も続投選択 ダル「何時になっても行くつもりだった」

[ 2012年5月12日 15:04 ]

エンゼルスに勝利し、ナポリ捕手と抱き合って喜ぶレンジャーズのダルビッシュ

ア・リーグ レンジャーズ10―3エンゼルス

(5月11日 アーリントン)
 レンジャーズのダルビッシュが11日、アーリントンでのエンゼルス戦に先発し、5回1/3を3安打3失点でア・リーグ最多に並ぶ5勝目を挙げた。

 1回裏に激しい降雨で約2時間の中断。相手先発C・ウィルソンのように交代する手もあったが、ダルビッシュは「僕は何時になっても行くつもりだった」とブルペンで黙々と肩をつくって準備。2回、マウンドに向かうダルビッシュを、本拠地のファンは「ユー(有)」の大歓声と拍手で迎えた。

 3、6回に3試合連続となる一発を浴びたが「2時間も空いているし、(結果は)上出来だなと思った」。「メジャーを代表する打者」と敬意を表していたプホルスは高め速球で押し、第1打席に続き第2打席も三邪飛、第3打席は空振り三振に仕留めた。味方の援護を背に、「一人でも多くアウトを取ろうと思った」の言葉通り大きく崩れず、5勝目を手にした。

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