「自分のスイングできなかった」マリナーズ選手は黒田を称賛

[ 2012年5月12日 11:31 ]

ア・リーグ マリナーズ2―6ヤンキース

(5月11日 ニューヨーク)
 マリナーズのイチローは11日、ニューヨークで行われたヤンキース戦に「3番・右翼」で出場し、4打数無安打だった。内容は三邪飛、左飛、三ゴロ、投ゴロで打率は2割8分9厘だった。川崎は出場機会がなかった。試合は2―6で敗れた。

 マリナーズは好機を生かせず、粘る黒田に屈した。ウェッジ監督は「どちらかで何とか得点につなげていれば違うゲームになっていた」と、得点圏に走者を置いた2回と5回の逸機を悔しそうに振り返った。5回はイチローが2死満塁で外に沈む速球を打ち損じて三ゴロ。そのほかの打席でも芯でとらえた打球はなく、打撃に精彩を欠いた。

 5番打者シーガーは黒田について「両サイドにうまく投げ分けていた。自分のスイングをさせてもらえなかった」。6回に右越え本塁打を放った主砲のモンテロも「いいボールを投げていた」とたたえていた。

続きを表示

2012年5月12日のニュース