岩隈 戸惑い初ブルペン…滑るボール「何か感覚違う」

[ 2012年2月15日 06:00 ]

ブルペン投球するマリナーズ・岩隈にウェッジ監督(左端)も熱視線

 マリナーズの岩隈がキャンプ2日目に初めてブルペン投球を行ったが、滑るボールに戸惑い、課題を残した。

 エリク・ウェッジ監督ら首脳陣が見つめる中、43球。制球力が持ち味だが「バランス中心に投げたがバラバラ。(見られて)いい緊張感はあったが、余計な力が入った部分もあった」。スライダーが抜けるなど変化球は安定せず、ボールは16球を数えた。

 WBCなどで大リーグ公式球は経験済みだが、気候によっても微調整は必要。「(ボールが)滑るというか、タイミングが合っていない。何か感覚が違う。乾燥が激しいので(スライダーなどは)曲がりにくいとは聞いていたが…」と話した。

 また、10分間限定という短いブルペン投球にも「球数どうこうより時間が気になった」。ウェッジ監督も「全てを評価するのは早い」と、今後の修正に期待を寄せた。

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2012年2月15日のニュース