モリミチ流全開!高木監督、マイクパフォでファン沸かせた

[ 2012年1月16日 06:00 ]

マイクを手につめかけたファンに挨拶をする高木監督

 キャンプ前から“モリミチ流”全開だ。中日の合同自主トレが15日、ナゴヤ球場でスタートし、高木守道監督(70)が視察。記者室で選手の動きを見守っていたかと思うと、突然、グラウンドに出て、無料開放したスタンドに詰めかけたファンにマイクパフォーマンスを行った。

 「“Join us ファンと共に”の守道でーす!寒い中、朝早くから応援に来てくださり、ありがとうございます。今年はぜひナゴヤドームに足を運んでいただき、熱い声援をよろしくお願いします。われわれも熱いゲームをします!」

 新監督の突然の登場に約1500人の観衆は大喜び。スローガン通りのサービス精神を発揮し、ファンの心をがっちりとつかんだ。さらにメーングラウンドの練習がすべて終了すると、選手を代表して英智にもマイクであいさつをさせるように手回し。16日以降は、大勢の前で話す練習も兼ねて新人選手に日替わりで締めのあいさつをさせる手はずとなった。

 「マイク?あんなことをしょっちゅうやるわけにはいかんけど、寒い中で待ってもらって気の毒だしね。間が空いた時なんかにしてあげられればいいんじゃない」

 午後からは野球評論家の広岡達朗氏(79)を招き、コーチ陣を対象とした講習会も実施。広岡氏の知人で合気道の指導者も招待し、体の使い方とその教え方のレクチャーを受けさせた。落合前監督とはまったく色が違う守道竜がいよいよらしさ全開で動き始めた。

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2012年1月16日のニュース