ダル交渉期限は残り50時間 2度目条件提示は17日以降

[ 2012年1月16日 06:00 ]

 日本ハム・ダルビッシュ有投手(25)の独占交渉権を獲得したレンジャーズが、2度目の条件提示を行うのは16日(日本時間17日)以降となることが分かった。

 レ軍は6年総額5200万ドル(約40億円)の最初の提示から14日(同15日)現在で新たな提示はしておらず、16日(同17日)には同投手の代理人のアーン・テレム氏と団野村氏がレ軍の本拠地があるテキサス州入りする見通し。このため、交渉期限となる米中部時間18日午後4時(日本時間19日午前7時)まで実質50時間の攻防となる。

 ダルビッシュとレンジャーズの交渉が硬直化している。大リーグ関係者は「情報交換は行っているが、レ軍が最初のオファーを提示してから、2度目の条件提示には至っていないようだ。月曜日(16日)以降になるのでは」と明かした。

 レ軍側が6年総額5200万ドル前後を提示したことが9日に判明。そこから1週間が経過したが、双方のにらみ合いは続いているという。新たな提示を受けての本格交渉が16日以降となれば、ダルビッシュに残された時間は少ない。16日午後に提示されたとしてそこから10時間弱、17日の24時間、そして交渉期限となるテキサス州現地時間(米中部時間)の18日午後4時までの16時間。計50時間程度しか残されていない計算になる。

 関係者の話を総合すると、代理人を務める団野村氏がこの日、再渡米したもよう。最終交渉に備えての動きで、同じく代理人のアーン・テレム氏とともに、16日にテキサス州入りするとみられる。すでにダルビッシュは今月上旬の渡米で、球団のメディカルチェックを完了。期限ギリギリまでの交渉が可能となっている。

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2012年1月16日のニュース