渡辺監督 中島に“定位置”「3番・ショート」任せた

[ 2012年1月9日 06:00 ]

 「3番・ショート」は今年も中島だ。西武・渡辺監督が、入札制度で独占交渉権を得たヤンキースと決裂、残留が決まった中島について「ナカジがかわいそう」と思いやった上で、「気持ちを切り替えて一緒にやってほしい。(中島が)3番というのは当然選択肢に入ってくる。クリ(栗山)に3番を任せると言ったけど、いろいろ話してね。状況は変わったから」との考えを明かした。

 指揮官自ら「いない状況を考えていた」と振り返るように、当初は不動の3番打者だった中島抜きでの戦いを想定していた。栗山への年賀状では「3番を打て」と後継者に指名。それを従来の形に戻す。中島は10日に契約更改交渉を行う予定。2番に戻る栗山は「打線に厚みが出て1つでも多く勝てることが楽しみ。僕は何番でも大丈夫です」と、笑顔で中島の復帰を待ち望んでいた。

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2012年1月9日のニュース