球界最年長右腕の43歳・木田 150キロ復活誓う 

[ 2012年1月9日 06:00 ]

激励会で行ったバドミントンで空振りし苦笑いの日本ハム・木田

 球界最年長右腕の43歳、日本ハム・木田が、東京・目黒の雅叙園で行われた「第23回激励会」で40歳代150キロの誓いを立てた。

 現役26年目。今年の成人が生まれる前からプロで投げているベテランは「ここまで来たらあと何年とかない。1年1年やるだけ。40歳を超えて一度も出ていない150キロを出したい」と誓った。

 木田が最後に150キロをマークしたのはヤクルト時代の08年8月。あと1カ月足らずで40歳だった。それ以降、大台は超えず、昨季のMAXは146キロ。「今年の役目はショートリリーフが多くなると思う。登板したとき“木田にはこの球があるから嫌だな”と思わせる球が必要」。そこで投球の基本となる直球の切れをテーマに掲げた。今オフからトレーニングでは体の動かし方を修正して「体が若返った感じがする」という。

 栗山新監督の期待も受けて「野球以外でもチームに貢献したい」と話すベテランは、9日に恒例の米ロサンゼルスでの自主トレに出発。球速も若手に負けるつもりはない。

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2012年1月9日のニュース