希望と提示に11億円超の差…一時は交渉決裂の危機もあった松坂 

[ 2011年12月18日 08:45 ]

 <松坂のレッドソックス入団まで>

 06年11月1日に、ポスティング・システムでの大リーグ移籍を正式に表明。米国同3日(日本時間4日)に入札がスタートし、8日(同9日)に締め切られた。旧所属球団の西武は即時受諾をしなかったため、その間に落札金や落札球団をめぐって情報が錯綜(さくそう)。14日(同15日)、日米同時刻に落札球団がレッドソックスであることが発表された。

 その後の入団交渉では、松坂の代理人スコット・ボラス氏とレ軍側で年俸や契約年数で主張に大きな隔たりがあり難航。年俸では、希望額と提示額に年平均1000万ドル(当時約11億8000万円)以上の開きがあった。一時は交渉決裂の危機に直面したが、30日間の交渉期限まで2日を切った12月13日未明(同14日)に合意に達し、14日(同15日)にボストンで正式契約、入団会見を行った。

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2011年12月18日のニュース